岩手医科大学附属病院
岩手医科大学附属病院は、創立120周年記念事業の一環として進められてきた総合移転計画の最終プロジェクトである。高度治療・入院機能を持つ1000床の特定機能病院を新築整備した。岩手の地に「世界に冠たる病院」をつくるという使命を帯び、岩手の気候・風土に根差した「岩手らしさ」のあるデザインとした。病院の外来・病棟といった主要なゾーンには、岩手の歴史的・文化的シンボルから抽出した岩手の3原色、「茜」「琥珀」「紫根」の3色をカラー展開した。また、エントランス部には光のサインを用い、利用者の誘導性を高めた。このように特徴ある空間+色彩+照明・サインを総合的に計画したウェイファインディングシステムにより、利用者がストレスなく目的地へたどり着くことのできる、わかりやすい誘導計画とした。
CATEGORIES
Architect
日建設計・清水建設設計監理共同企業体
Interior design
株式会社 日建スペースデザイン
株式会社 フィールドフォー・デザインオフィスSign design
ハダステュディオ 羽田 健一
Client
学校法人岩手医科大学
Photographer
清水建設株式会社
フォルボ・フロアリングB.V. 日本支店
ハダステュディオCompleted
2019